165日目。
辞職というのが正解なのかよく分かりませんが、
元々、就職先が見つかるまでの、
繋ぎプラス社会勉強としてのアルバイトだったので、
思っていたよりも長い期間働きました。
日本でも1、2を争うぐらいの厳しい職場で、
ゆったり海外で生活してきた私がやっていけるか心配で、
やっぱり山有り谷有りあったのですが、
最終日を迎える事ができました。
実を言うと、
去年長期のお休みを貰って、
LAを訪れたその後からの仕事では、
大きな失敗や挫折も無く、
楽しくお仕事する事ができていました。
もちろん、日本的な職場でのマナーやルール、
お客様との対応の仕方など、
社会的な事を沢山学んで、
とても良い経験になったのですが、
この経験で一番学んだというか、
確信したのは、職場環境。
実は人見知りな私は、
新しい環境に入り込むと、
まずネコを被ってしまいます。
でも、少しずつその化けの皮を剥がして行き、
馴染んでいくのですが、
その馴染むスピードや馴染む深さっていうのは、
やっぱり同じ職場で働く人達と関係していると思います。
しかも、私が失敗や挫折が無くなり、
忙しくても仕事として割り切って
楽しんで働ける様になったのは、
馴染んできた時。
職場の仲間と楽しく会話をして、
ちょっと悪ふざけもしてって、
なんとなく仲間意識を持ってお仕事をし始めた頃です。
それまでは、会社も仲間達も全て敵に見えてしまってて、
それとは関係ないのに、ミスばかりしていて、
本当に悪循環の日々でした。
仕事とは辛いものだし、
忙しいものだし、
難しいものだし、
どんな仕事に就こうともそれは同じ。
でも、そんな辛い仕事を楽しい仕事になるのは、
職場環境なんだなと実感しました。
最終日の昨日は、
色々な方々が一言声をかけてくれて、
最後の挨拶をしてくれて、
顔を合わせられない人は、
Thank you カードを書いてくれて、
凄く良い人達に囲まれて仕事ができていたなと思いました。
そして、こんな短期のアルバイトの身で申し訳なく、
正社員の方の移動と重なって、
お別れ会にも便乗してしまって、
プレゼントや色紙まで頂いて、
本当に素晴らしい思い出になりました。
個人的にプレゼントをくださった方もいて、
自分では十分馴染んでいたつもりですが、
世間的には喋り難い人だなと思われているだろうなと思っていたので、
実はそうでも無かった事を知り、凄くうれしかったです。
お別れ会は近くの焼き肉屋さんで閉店後に行い、
焼き肉屋さんの閉店時間までワイワイがやがやしました。
抜歯手術後の私は、焼き肉食べれなかったけど、
飲んでワイワイできて、
凄く楽しかったです。
仕事から離れるので、
逆にこれから連絡を取り合って、
また会ったり出来ると良いなと思いました。
本当に最初は日本の社会に馴染めるか心配だったけど、
5ヶ月のトレーニング期間で、
また1つ成長出来たと思います。
また良い人生の勉強ができました。
次の仕事にも活かせる事が沢山、
新しい仕事が楽しみです。
最後に、最後の最後の閉店間際に流れていた曲。
高校の時にキャーキャー言っていた
イギリスのアイドルグループ、
Blueの「The Gift」が流れていました。
凄く良い曲で、今聞いても感動的な曲です。
最後に、この曲が流れて、
この経験は「プレゼント」なんだなと思いました。
そして、この曲、
実はあの槇原敬之さんが提供した曲。
あまりリンクとか載せないのですが、
とても良い曲なので、
今日は彼のセルフカバーライヴヴァージョンを
載せておきます。