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2013/07/23

風立ちぬ

302日目。

観てきましたよ、
話題の映画、
「風立ちぬ」。


感想は、宣伝されている通りそのまま、
大人の映画。

感動するし、
良い話だし、
映像もジブリにしか出せない味が出ていて、
凄く良かったのですが、
何だか物足りなさも感じました。

この物足りなさっていうのは、
きっと、この作品が悪いのではなく、
まだ、私が人間として未熟だからだと思います。

プラス、ハリウッド映画慣れし過ぎているのかとも。
結構、淡々と物語が進んでいく印象なので、
映画=ハリウッドという頭があると、
やっぱり物足りなく感じてしまうのかなと。
この辺りも、私の許容範囲の狭さを感じ、
自分の器の小ささを感じました。

そして、トトロや魔女の宅急便などを観て育った者として、
もう少し、主人公の葛藤的な内容を求めてしまって、
何となく、感情移入も出来なかった様に感じます。
これは、逆にそういう所ばかり大人になって、
冷めてしまったのかなとも。

最近のジブリ作品に感情移入が出来なくなっているのは、
もう子供ではないからかな、
(「コクリコ坂」も同じく)と感じてしまいました。

そういう意味で、
作品的な理由からなのか、
自分の未熟な成長ぶりからなのか、
私個人的には、しっくりこなかったです。

でも、テレビでもDVDでも良いから、
もう2回は観たいと思いました。
きっと、何度も観ると味が分かるのかなとも。

そして、もっと歳をとって、
人間的に成長してから見直したいと思いました。

やっぱり、人間的に出来上がって、
仕事も家庭も持った大人が観ると、
観方もも変わるのかなと思いました。

これは、本当に大人の映画です。
小中学生が観ても、
分からないっていうのは確かですね。

あっ、あと私の大好きな松任谷由実さんの曲、
「ひこうき雲」はピッタリの曲でした。
でも、挿入歌だと思っていたら、
エンディングでした。
挿入歌が良かったなぁ〜。
って、思い返せば、使えそうな場面は無いか。。。
あぁ〜これで、この曲人気が出ちゃうんだろうな。
今までも人気で素晴らしい名曲だったけど、
流行的な曲になってしまうのが残念。
隠れファンだったのに。。。

という事で、
この映画について、
語り合える人募集中です。
私の意見は、こんな感じですが、
皆様どうですか?

2013/05/19

ビルじいさん

238日目。

昨夜は、仕事終了後、
会社の皆様と夜の映画鑑賞に出かけてきました。

今回見に行ったのは、
NYタイムズに勤める、
自転車を乗りながらストリートスナップを撮る、
ビルカンニガムというおじいさんの
ドキュメンタリー映画。

彼のストリートスナップが、
ニューヨークタイムズで特集されています。

もちろん、アパレルのお仕事の私たちは、
この映画でファッション的に
何か学べるものがあるだろう、
と期待感で見に行きました。

もちろん、その期待は裏切らず、
凄く勉強になったのですが、
私はそれ以上に彼の生き様、
彼自身の人柄に惚れ惚れ。
とってもとっても尊敬できる行き方をしていました。

彼の何かに夢中になって、
ひた向きに取り込む姿。
プライドを持って、
仕事に打ち込む姿。
自分を弁えて、飾らない姿。
そして、笑顔の素敵な、
大らかな性格。
本当に素敵なおじいさんだなと思いました。

この語録集、素晴らしいです。
こういう言葉が、さらりと出てくるところが、
格好良過ぎます。


見終わった後は、等身大ポスターがあったので、
彼にストリートスナップを撮られる風に、
写真撮影大会をして楽しみました。

あぁ〜、本場NYで撮られたいな。
NYTに載らなくてもいいから、
彼に撮られたい。
また、NYへの憧れが増えちゃいました。

2013/05/04

27

223日目。

妹は読書が好きで、
色々な本を持っています。
先日東京に行く時にちょっとお借りする事にしました。

旅行中なので、
薄くて軽くさらっと読める、
でも、常識的に読んだ方が良い本を吟味。
そこで、選んだのが太宰治の「人間失格」。

順番が逆なのですが、
映画を観てしまったので、
内容は少し知っていましたが、
やっぱり小説読むべきですよね。

ちょっと、旅行中に読むには内容が
暗いかなとも思ったのですが、
一人旅の時にはこうやって考えさせられる
内容も良いと思います。

って、結局読み終えたのが今日。
実際読み終えたのは、昨日でしたが、
解説文が終盤に載っていたので、
それも含めて今日になりました。

感想は、誰しもが持つネガティブな部分の極みが、
彼だったのかな。
生活環境、生い立ち、友達関係などの影響って、
本当に自己の確立に対して大きいなと感じました。

もちろん、私も基本ネガティブだし、
人が自分をどう思っているかとか
凄く気にするタイプなので、
落ちる時は凄く落ちて、
太宰と同じ様な心情になる時もあって、
共感できる部分もあります。

でも、以前に比べてそのネガティブさも減ってきたし、
人の目も気にする事無く生活出来る様にもなってきました。
それは、良い人々に囲まれて、
自分に自信を持てる様になったからだと
自分では思っています。
それができなかった太宰はきっと
可哀想な人だったんだと思いました。

最後の解説文の中で、
27歳で彼の人生は終ったと記してありました。
出ました、27歳。
これは、永遠の疑問です。
様々な大物アーティスト達がこの世を去る歳。
27歳の裏に隠された秘密とは何なんだろう。

今までこの疑問に対する答えは
見つからなかったのですが、
この本という活字にされている事で、
そこに何かしらの答えやヒントが
隠されている様にも思えました。

私も現在27歳。
今この歳で読むからこそ分かり得る
27歳特有の心情があるのかなと、
解説を読み終えた後、
ビックリしたのと同時に、
ヒントが見つかりそうな喜びで嬉しくなりました。

基本的に、一度観た映画を見返したり、
本を読み返したりしないのですが、
これに限っては、もう一度この27歳と言う
キーワードを胸に、
1から読んでみる必要があるかと思います。

って感じで、世の中休日でウキウキしている時に、
私はがっつり哲学的なものにふけっていました。

2013/02/12

クリムト展

151日目。

先日急遽休暇になった日に、
祖母と妹とランチをした後、
妹が無料券を持っていたので、
美術館に行ってきました。

とは言っても、無料券1枚。
私は実費。
まぁいいか。
アメリカ時代の学生証を使って
(日付が書いてないんですよね)
学生料金で入ってしまった。

日本で西洋絵画を見るのは久しぶり。
なかなか新鮮なものです。
グスタブクリムトさんの存在は、
恥ずかしながら知らなかったので、
今回見に行けてよかったです。

愛知県美術館で開催されていたこの展示会、
クリムト生誕150年を記念して、
開催されていました。
残念ながら、昨日で終ってしまったのですが、
大分長い事やっていたみたいで、
よく地下鉄なんかで広告を見かけました。

絵画には時代と共に、
いろんな影響が出ていて、
凄く面白かったです。
日本絵画の影響も受けていたりもするので、
どこか馴染み易い絵画でした。

しかし、最後の方に見た絵画の中に、
三角形と片目がいっぱい。
もしやと思うと怖くなりました。

最近ハマっている秘密結社について。
やっぱり世の中秘密結社によって構成されていて、
秘密結社によって動かされているのか。

そして、秀才、文才、芸術家、
尊敬する人がメンバーだったり、
クリムトについては分かりませんが、
歴史上の人物が秘密結社のメンバーである事実を知って、
余計に興味と疑問を持っています。

そして、クリムトの絵画の中にも
沢山シンボルが見受けられて、
一体どうなっているんだろうか。

素晴らしい絵画を見終わった後の発見。
この後味の悪さが、
またクリムト展の印象を深める要因になりました。

2012/12/24

パンク歌舞伎

101日目。

先日の休日にまた新たな扉を開いてきました。

それは、パンク歌舞伎というモダンな演劇。
歌舞伎というものを鑑賞した事が無いのに、
そこをスキップして、
歌舞伎をベースにした音楽、ダンス、演劇の
コラボ舞台を鑑賞しました。
パンク歌舞伎というだけあって、
音楽はパンクバンドの生演奏。
歌舞伎という事で、劇場は何と伝統的な
名古屋能楽堂という、
本格的な御能の舞台ステージ。

名古屋城跡の一部にあって、なんだか新しい発見。
この辺りはぶらついた事ないから、お散歩でも来ようかな。
多分改装とかして新しいと思うんだけど、
それぐらい奇麗な外観と内装でした。
こんな本格的に日本建築なかなか無いと思う。
 なかに入ると能の舞台の写真が飾られていて、
美術館みたい。
いつか能も鑑賞してみたいです。
 舞台に使われた船も飾られていました。
これは出演者の皆様で手作り。
経費の為に、こうやってオークションをしておりました。
誰か買ってあげてください。
 そして、これがステージ。
こんな日本の舞台を見たのは初めてで、
素晴らしい立派な舞台にもう始まる前から感動。
右側には、ギターやらドラムやら
バンドのセットが置いてあって、
不思議な光景でもありました。

実は、この舞台を知ったのは、
お友達が踊り子として出演しており、
お誘いを受けたからです。
フランスで仲良くなった友達。
踊りも熱心にやっていたので、
一度舞台を見てみたいと思っていて、
面白そうな舞台だったので、
見に行ってみました。

こういう芸術はなんだか初めてで、
凄く興味深かったです。
古事記から取ったお話をセリフだけではなく、
体を使った演技の様な踊り、
それをパンクバンドと合わさって、
そのパンクバンドも日本の伝統楽器を使ったり、
このすべてのコンビネーションが初めてで、
新境地へ足を踏み入れた感じがしました。

ひいきでは無いけど、
私の友達が一番他の共演者(同じグループ)の中で
一番輝いていたように思えました。
彼女も1年フランスで生活していて、
色々な舞台を見たり、レッスンを受けたりしていたので、
やっぱり表現力と体の動きが一番良かったと思いました。

残念ながら、本日が千秋楽。
私は初日の第一部に行ったので、
最初の最初。
緊張感も伝わってきて、
とっても良かったです。
こういう舞台鑑賞もなかなか良くて、
はまってしまいそうです。

きっとまた来年もやってくれると思うので、
また来年も見に行きたいと思います。

興味のある方は、
是非ウェブサイトチェックしてみてください。

2012/10/06

生け花という芸術

26日目。

名古屋市地下鉄の矢場町駅のホーム。
松坂屋方面へ向かうホームから改札に行く出口には、
エスカレーターやエレベーターは無く、
階段だけしかありません。

この階段を使う70%の方が松坂屋利用客、
そして、きっとこの半数以上がお年寄り。
きっとこの階段きついだろうなと
いつも思って通っていました。
松坂屋さんには、ここにエスカレーターの
寄付を検討して頂きたいなと
切実に通る度に思うのですが、
昨日もやっぱり必要だと思う事がありました。

例の北海道物産展に行く為に、
この駅に降りち、この階段を上がろうとしていたら、
ある老人女性がショッピングカート
(よくパリとかで見る買い物の為に使うやつ)を引き、
階段を登ろうとしていたのですが、
ちょっと苦労している様子。
パリやLAだったらここで誰かしら手助けするのですが、
ここは日本、皆素通り。
とは言っても、平日の昼間のこの場では、
周りも老人ばかり。

私は、このおばぁさんを素通りせずにはいられず、
その荷物を階段の上まで運んであげました。
その時に会話で、
今日はお花の展示会のお花を交換しに来たと言っており、
松坂屋に行くなら、その展示会のチケットを
お渡ししますと言ってくださいました。

別に、何か欲しいが為にお手を貸した訳ではないですが、
お花の展示会なんて初めて行くし、
せっかくの機会とご縁なので頂きました。

すると、そのおばぁさん、
その展示会の副会長さんだったみたいです。
一期一会とはまさにこの事ですね。

せっかく頂いたチケットだったので、
北海道物産展に行った後、
行ってみました。

その展示会は、有名な石田流の展示会で、
とっても大きな立派な展示会でした。
 会場に入る前には、この石田流で生け花を習っている
子供達の生けたお花の展示。
発想力と表現力がとても豊かで、
素晴らしい作品ばかり。
 中に入ると、もうそこはアートの世界。
それぞれの作品が古今和歌集の1句を
テーマに作られていて、
句と作品のコラボレーションでイメージがすっと頭に入り、
どれも素晴らしい。
 秋の植物を使って生けてあるので、
季節も感じられて、素敵でした。
こちらは、石田流会長さんの作品。
私はお花に関しては無知なのですが、
一緒に行ったおばぁちゃんはまだ知識があり、
石田流は一時期、伝統的な生け花から少し道をそらして、
アート寄りになって批判を浴びたそう。

そう言われれば、私のイメージしている
生け花というものよりも、
ここの展示会はうんと自由で
表現というものを大事にしているように感じました。
でも、パリで沢山の芸術を見て来た私にとっては、
これぐらいの方がこころにとまるし、
すっと何かを感じ易くとっても素敵で、
生け花に魅了されました。

絵画や彫刻に無い、
その芸術の中にまだ生命が宿っているリアルなアートで、
人間の思う様に行かない難しさも兼ね揃えた芸術。
そこに、他のアートとはまた別の魅力も感じました。

私も石田流に入門したくなりました。
日本にも素晴らしいアートが沢山ありますね。
もっともっと、探って行きたいと思います。

ちょっと小さな良い事をしただけで、
倍以上の幸せが返ってきて、
自分でも驚き。
でも、いつ何があるか分からない、
やっぱり幸せっていうものは、
自分で行動して掴むものなんですね。
何もしない人には、
何も起こらない。
そんな事も感じた日になりました。

おばぁさん、ありがとう御座いました。
松坂屋さん、このご老人達の苦労に
気がついて欲しいですね。

2012/09/19

デパートでの展示会

9日目。

先週の日曜日、デパートに行った時に見つけた展示会。

パリでは、沢山の美術館に行って、
様々な絵画やアート作品を見てきました。
毎日どこかしらで展示会があって、
芸術にいつでもどこでも触れられる街でした。

日本はどうかなっと思ってたところに見つけた展示会。
面白かったです。
 普通の展示室では、シャガール展がやっていたのですが、
有料だったので、今回はパス。
それと同じ階に見つけたのが、
某デパートの会長の歩み。
出生や育ち、年表や家族の写真。
お宝の展示など、
日本の大金持ちの生活の様子が
写真などを通して見られました。
その展示室の奥の廊下には、
浮世絵で有名な、歌川広重の東海道五十三次の展示が。
53駅全ての駅の展示がしてあって、
今と昔の姿の違いや、
それぞれの場所から富士山の見え方の違い、
日本で見る浮世絵。
なんだかとても新鮮でした。

アンケートに答えると、
浮世絵のコピーがその場で貰えるという事で、
もちろんアンケートに答えて、
私は、日本橋、品川の入ったセットを頂きました。
浮世絵を手にするのは初めて。
とっても嬉しいプレゼント。
早速お部屋に飾りました。

こうやって、少しずつちょこっとした展示会を見つけては、
ひょこっと行ってみたいと思います。
日本で見る西洋絵画もどんな感じに見えるのか、
また美術館などにも足を運んで行きたいと思います。